バスルーム(浴室)
快適で清潔な浴室(バスルーム)に
浴室は、一日の疲れを癒してくれる空間です。
清潔で気持ちの良い空間を作るとともに、便利な設備を取り入れて、もっと快適なバスタイムを楽しみましょう。
リフォームの場合、ユニットバスは大きさが最初から決まっているため、設置できるかどうか確認する必要があります。
Check Point!
浴室リフォームの工法
浴室の湿気と汚れ対策
浴室の安全性を確保する
浴室リフォームの工法
浴室リフォームの工法は「システムバス」と「在来工法」の2種類があります。
システムバスは工期が短く、掃除が楽であること、水漏れの心配が無いことなどから、浴室リフォームの主流になっています。
短所はデザインが限られることでしょう。
在来工法は、自由自在なプランニングが魅力です。部分的なリフォームも可能です。
短所は工期が掛かることと、メンテナンスの問題があることです。
目地やタイルのひび割れには注意し、早い時期に補修していくことが大切です。
デザインや住まい方によって、快適な浴室へリフォームする方法を選びましょう。
浴室の湿気と汚れ対策
浴室内はカビが発生しやすい環境です。
ユニットバスでも、コーキング(隙間を押さえる白いゴムのようなもの)の部分は注意が必要です。
在来工法でもシステムバスであっても、水はけがよく乾きやすい床材や壁材、汚れにくい素材を選ぶこと、そして換気と乾燥をしっかり行なうことが大切です。
冬の寒さ対策を考えるのなら、断熱性の高いシステムバスがおすすめです。
床暖房機能や暖房乾燥機能を備えた換気扇など頼もしい機能も充実しています。
入浴スタイルに合わせて浴室機能を充実させて快適な浴室にしましょう。
浴室の安全性を確保する
浴室は他の部屋以上に、安全性への配慮がかかせません。
冬場に寒い浴室にいきなり入ると、急激な温度変化により体が大きな影響を受けるヒートショック現象を起こす可能性があり、浴室と脱衣室の温度差をなくす工夫が必要です。
浴室換気暖房乾燥機は後付けでも簡単な工事で取り付けられますし、裸足で入っても冷たく感じない床仕上げ材もありますので、選択肢にいれておくと良いでしょう。
入り口との段差をなくすこと、水に濡れても滑らない床材の使用、手すりの設置、鏡は飛散しないタイプのガラスやアクリルパネルにするなど、安全性を確保するための配慮をしましょう。
なお「タオル掛け」は体重を支えられる構造ではありませんので、いざという時に捕まってしまうと大事故に繋がります。
捕まりやすい位置に設置しないか、タオル掛け兼用の手すりを取り付けてください。
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